当院の歯周病治療は、これまでに200症例(※)の歯周外科治療を手掛け、この分野で10年(※)の経験を持つ院長が担当します。その豊富な治療経験と技術を活かし、一般的な歯科医院ではできないような治療もご提供可能です。
例えば、重症化した歯周病に対して行う「歯周外科治療」や、あごの骨・歯ぐきを再生する「再生療法」といった治療にも対応できます。「歯周外科治療」も「再生療法」も、歯科医師なら誰でもできるわけではありません。歯周病を専門に勉強し、数多くの治療実績を重ねた歯科医師のみが提供できる難しい治療です。
長きにわたって歯周病治療に携わり、これまで数多くの歯周外科治療を手掛けてきた当院の院長なら、こうした難しい治療にも対応できます。
治療を行ってもなかなか症状が改善しない方や、「歯を抜くしかない」と言われるような重症の歯周病の方も、ぜひご相談ください。
※2020年現在
歯周病治療は、歯石の除去や歯のクリーニングなど、保険治療を中心に行っています。
当院がこだわっているのは、事前に綿密な検査を実施し、その結果に基づいて歯周病を改善させていく「歯周基本治療」をしっかり行うこと。「歯周基本治療」は文字通り歯周病治療のスタンダードであり、その治療効果が学会にも認められています。
歯周病の症状を改善するには、やみくもに歯石の除去などを行うのではなく、綿密な計画の上での治療が重要です。歯周基本治療の効果を最大限に発揮するため、私どもは丁寧な検査結果をもとに治療計画を立て、患者さまにも治療の内容や流れをご理解いただいくことを重視しています。
しかし歯周病が重症化した場合は、歯周基本治療だけでの改善は困難になる場合も。そのようなケースでは、「歯周外科治療」への移行も検討いたします。歯周外科治療は手術をともなう難しい治療ですが、豊富な経験を持つ当院の院長ならご提供可能です。歯周病で失われたあごの骨や歯ぐきを再生する治療にも対応しています。
当院では「歯周組織再生療法(ししゅうそしきさいせいりょうほう)」が可能です。この治療法を用いれば、歯周病が重症化した方でも、歯を抜かずに治療できる可能性があります。
歯周組織再生療法はその名の通り、歯を支えている歯周組織(歯ぐきやあごの骨)を再生する治療法です。当院では、「リグロス」と「エムドゲイン」という薬剤を使った再生療法をご提供。保険治療の場合はリグロス、自費治療にはエムドゲインと、治療の種類によって使用する薬剤が異なります。
お口の状況やご希望に応じて、より適した方法をご提案した上で、保険治療か自費治療かは患者さまご自身に選んでいただけるようにしています。
歯周病の症状が進行してしまいお悩みの方も、どうぞお気軽にご相談ください。
治療名:エムドゲイン法(歯周組織再生療法)
治療の説明:重度の歯周病によって破壊された歯周組織をエムドゲイン・ゲルという薬剤を使用して、再生させる治療法です。
治療のリスクや副作用:完全に組織が元通りになるわけではありません。組織が再生するまで数か月かかります(期間は個人差があります)。手術後に、痛みや腫れ、出血を引き起こす可能性があります。喫煙している方は期待通りの効果を得られない場合があります。
治療の価格:8万円(税別)
日本において歯周病は、30代以上の3人に2人がかかっている病気です。症状が進行した人の割合は年代が上がるに従って増加、30代から60代につれて高くなり、歯を失い始める70代ごろまでその傾向は続きます。
これだけ多くの人がかかる歯周病は、もはや国民病と言えます。しかし、初期段階では自覚症状があまりなく、自分でチェックするのも難しいため、自分が歯周病であると気づかない人も少なくありません。知らず知らずのうちに病気にかかり、どんどん進行してしまうのが、歯周病の怖いところです。
日本人が歯を失う二大原因は、虫歯と歯周病といわれています。若い世代は虫歯を理由に歯を失いやすいものの、40代後半からは歯周病の方が割合が高くなります。そして全年齢で見ると、一番割合が高いのは歯周病。つまり、日本人が歯を失う最大の原因は、歯周病だということが言えます。
歯周病は歯と歯ぐきの境目に磨き残して溜まった汚れが主な原因となり、歯ぐきや骨に炎症が起こる細菌感染症です。虫歯は細菌が出す酸によって「歯」のみが溶かされる病気ですが、歯周病は歯を支えている「歯ぐきや骨」などに影響が出ます。つまりその症状が進行すると、やがて歯が支えられなくなり、虫歯になっていなくても歯が抜けてしまうのです。
こうした理由からも、「歯周病の予防が、歯を失うのを防ぐことにつながる」という事実が分かります。
歯周病という病名を耳にする機会が多くなりましたが、実際にはどのような病気なのかわからない、という方も多いのではないでしょうか。
歯周病とは、お口の中の細菌によって引き起こされる病気です。ふだんからお口の中には非常に多くの種類の細菌が存在していますが、その中の歯周病菌と呼ばれるものによって発病します。特別な病気というわけではなく、生活習慣病の一種に数えられる病気です。
生活習慣病、というと大したことがないように勘違いされやすいですが、歯周病による症状は体に大きな影響を及ぼします。重症化した場合は、歯を支える骨が溶け、歯並びがどんどん崩れていきます。より悪いケースでは、歯が抜けてしまうことも珍しくありません。
さらに歯周病が恐ろしいのは、その影響がお口の中にとどまらないことです。心筋梗塞や脳梗塞、糖尿病、低体重児出産など、全身の病気に影響することが分かっています。中でも糖尿病との関連は深く、歯周病は糖尿病の合併症の一つと言われるほど。糖尿病の人は歯周病にかかりやすく、また歯周病の人は糖尿病を悪化させやすいのです。
たかが口の中のこと、とあなどっていると、あっという間に歯がなくなり、全身の健康も奪われかねません。それが歯周病の本当に恐ろしいところなのです。逆に、歯周病を治療して改善すれば、糖尿病の治療やコントロールにも役立ち、そのほか全身の健康維持にもつながります。
まだ症状が軽い方は、歯磨きや生活習慣の改善で対処できる可能性があります。症状が進んでいる場合は、セルフケアに加えて歯科医院での専門的な治療を受けるのが望ましいでしょう。
早めに治療したほうが良いとはいえ、歯周病は自覚症状を感じにくい病気です。ご自身でハッキリと症状を実感できなくても、まずは歯とお口の状態を歯科医院でチェックしてもらうことをおすすめします。
検査器具やレントゲンで、歯周病の進行度合いを調べます。
歯周病がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。
歯周病の原因となる歯石やプラーク(歯垢)を、専用の器具を使って取り除きます。
効果の高い歯磨きの方法をお教えします。
歯周病を再発させないために、定期検診や歯のクリーニングを受けることをおすすめします。
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午前:9:00~13:00
午後:14:30~18:30
※祝日のある週の木曜日は診療しております。
休診日:木曜・日曜